2025年3月11日
カテゴリー:
締切効果の良さ

365日ブログ
2,780日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
所得税の確定申告の期限は、
通常であれば3月15日です
今年は土日の関係で、
翌営業日の3月17日が期限になっています
巷ではボーナスステージと呼ばれています(笑)
弊社ではもう終わりが見えてきました
あともう少しがんばります
やっぱり締切が迫ってくると、
集中力が高まってきますね

俗にいう締切効果という用語があります
締切(期限)が設定されることで、
作業や意思決定の効率や集中力が向上し、
生産性が高まる心理現象のことです
期限がない場合と比べ、
締切が近づくにつれて
集中力や行動力を発揮しやすくなります
仮に3月15日の期限を、
4月、5月・・・と伸ばしていくなら、
負担は分散されそうな気がします
ですがやるべきことは変わらないので、
おそらく効果があるのは初年度の1年だけのような気がします(笑)
2年目以降は、先延ばしされた業務をこなす形になりそうです
コロナ禍でも、
期限が1ヶ月延びたり災害特例が使えたりしましたが、
結局やるべきことはさっさと終わらせたほうが気持ち的にスッキリします
一方で締切効果の弊害は、疲弊です(笑)
例えば我々の業界の繁忙期は12月~3月は、
常に締切との格闘になってきます
同業者での間では、
「税理士のワークライフバランスを考えてくれ!」
と叫ばれていますが、
12月~3月はなかなか大変な時期です
たしかにこの辺りの集中している業務や税法も、
時代に沿って見直してほしいと思います
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄