2025年1月17日
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売上の変動と利益の変動の基準を持っておく
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公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
とあるお客様の新規事業が始まって、数カ月経過しました
リアルな数字が集まってきたので、
売上が変動した場合に利益がどれほどの
インパクトがあるか試算をしていました
ビジネスモデルや収支構造も当然よりますが、
下記の例だと売上が10%増減した場合には
利益が40%影響が出るという試算です
引用:和仁達也先生考案 お金のブロックパズル
この変動率はなかなか高い例ですし、
実際のリアルな数字はさらに検討要素も出てきます
上記の例はどちらも利益が出ているという状況ですが、
場合によっては赤字の月もあるでしょう
特に季節変動がある業種は、要注意です
例えば、飲食業
飲食業であれば、繁忙期は12月・3月・4月
閑散期は8月といったように売上が変動しやすい時期があります
それでも、固定費は必ず発生します
上の図はかなりシンプルな図ですが、
実際は借入金の返済や税金の支払いもあります
会社の状況に応じて、
資金の見通しを持っておくことが大切です
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄