2024年7月20日
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ライフサイクルの中で見直す可処分所得と可処分時間
365日ブログ
2,546日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
お金と時間
ビジネスパーソンであれば永遠の課題ですね
可処分所得という言葉は聞いたことがある方は多いと思います
可処分所得は自由に使えるお金のことですね
年収〇〇万円、といってもそのお金がすべて使えるわけではありません
税金や社会保険料などが天引きされるんですね
よって、可処分所得の式は
可処分所得=総収入−(税金+社会保険料)
になります
この可処分所得から、
食費・住居費・教育費・娯楽費など、
日常生活に必要な支出に充てることができます
またお金と同じように貴重な経済的資源として時間があります
可処分所得という概念があるように、
時間にも可処分時間という概念があります
可処分時間にも義務的に必ず消費する時間があります
労働時間、家事、育児などですね
その他、趣味や休息、家族・友人との交流も発生します
そのため可処分時間の式は、
可処分時間=24時間−(労働時間+通勤時間+家事時間+育児時間)
となります
数式を見てもらえれば、
お金も時間も自分ではコントロールできない部分があるし、
コントロールできる部分があることにも気づきます
お金のコントロールできない部分は税金と社保
国のルールによって一定金額は必ず支出が発生します
ですが総収入については、自分の努力次第で上げることができます
時間も上限は1日の上限は24時間とすべての人にとって平等です
これは努力次第でどうにもできません
ですが時間の配分については自分でコントロールできます
労働に重点を置くか、プライベートに重点を置くか
お金も時間も、
どこに配分するかは自分でコントロールができます
ライフサイクルとライフイベントによって配分の理想は常に流動的に変化します
何も考えなければ一瞬で終わってしまいますね
時間もお金もどこに何を消費するか、
理想の状態を言語化しておきたいと思います
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄