2024年7月12日
カテゴリー:
KPIの見直しするための5つのポイント
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公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
今日はお客様の借入金の情報と調達案の整理をしていました
ある程度取引数が出てくると、
A銀行・・・3本
B銀行・・・2本
C銀行・・・1本
といったように、
いろんな銀行との返済が出てくるようになります
返済日も10日だったり月末だったり、
利率なども銀行によって変わります
その結果、現状を把握しづらくなります
今回はすべての金融機関の返済を合算した
返済が完了するまでの向こう10年間の返済予定表を作成しました
作るまでが少し大変ではあるのですが、
今後の議論で情報の整理が各段にしやすくなります
そうすると、
①現状
②返済負担が重い年度は2年後
③3年後からは徐々に負担が軽くなっていく
といったように見通しが立てやすくなります
①~③の場合で、返済金額が変われば
必要な税引前当期純利益が変わります
税引前当期純利益が変われば、
必要な売上が変わります
KPI
という言葉があります
KPIとは、Key Performance Indicatorの略で重要業績評価指標の意味です
端的にいえば目標達成のための具体的な指標です
このKPIには5つのポイントがあります
- 具体性:KPIは具体的かつ明確である必要がある
- 測定可能性:数値で測定できるもの
- 達成可能性:現実的に達成可能な指標であるか
- 関連性:目標達成に直結するもの
- 期限の設定:KPIには達成すべき期限が設定されている必要がある
上記のような①~③のように返済の重さが変わる時には、
今までと同じ資金繰りでは資金ショートする可能性が出ます
目標達成に必要なKPIは定期的な見直しが必要です
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄