2019年1月4日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


伝えるためには意図的に正確性を外した会話を

365日ブログ

522日目 

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です

 

 

年始早々、

為替相場と株価の動きが荒くなっていますね

 

 

円高が一気に104円まで進んだり、

その後持ち戻して107円円台に戻ったり

 

 

日経平均も2万円台を一時は

2万円台を割りました

 

 

要因の1つとして

アップルショックと言われています

 

 

アップルがスマホ関連の販売不振により

年間の業績見通しを下方修正したことことで

市場に影響を与えています

 

 

この為替相場はリーマンショックが起こったあとの

2010年~2011年くらいには70円台後半をウロウロしていました

 

 

昨日はニュースでアップルショックと

為替相場の話になったときに、

妻と雑談をしていました

 

 

僕が、

『昔の80円ってやっぱり異常だったよなー』

という話をしました

 

 

ところがすかさず妻が、

『違うよ、昔は70円台だよ』

と突っ込みが入りました

 

 

80円弱には70円台後半も

含まれる広義の意味を込めたのですが、

より正確性を追求してきたような会話になりました(;´・ω・)

 

 

で早々にこの話題は店じまいをしたのですが、

正確性を追求したあまり意図が伝わらない結果に

なりました

 

 

会社の経営数字にも同様のことが言えます

 

 

例えば、

売上が9億8千564万円の会社があったとしましょう

売上アップのための経営幹部ミーティングを開いているとします

 

 

目的は売上アップのための作戦会議なので

売上の細かい数値はさほど捉われる必要はありません

 

 

ざっくり10億円弱の売上と言ったほうが

はるかに伝わりやすいですよね

 

 

加えて、

会議用の資料も必要に応じて

1,000円単位100万円単位

端数を省略してもOKです

 

 

これは社内向けではなく

外部報告用の資料も有効です

 

 

例えば銀行用の提出資料も、

普段の試算表や決算書とは別に

説明用の資料は単位を大きくした

資料を事前に準備をする

 

 

そうすると細かい数字にエネルギーを割かれずに、

対話にエネルギーを使うことができます

 

 

より意図を伝えるためには、

正確性を外してそぎ落とすことも必要ですね

 

 

本日もお忙しい中お読みいただき、

どうもありがとうございました

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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