2018年12月5日

カテゴリー:

融資&創業融資


銀行から借りるって悪いこと?

365日ブログ

492日目 

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です

 

 

先日、

仲良くしていただいている銀行員の方が

クライアントの方を連れて来社していただきました

 

 

この方は個人事業主、

二代目の後継者の方です

 

 

事業承継をするタイミングが近づいてきたためが、

課題や今抱えている懸念を明確にするために来社されました

 

 

個人事業主の事業承継は

法人とは違った税務上の課題がありますが、

この方の場合はそういったことは

まったくなかったため一安心です

 

 

それよりも気になったのは財務的な考え方です

 

 

先代の方は無借金経営を続けてきたそうですが、

銀行から借りることが悪いことだと思っていた

 

 

そういったことをおっしゃっていました

 

 

たしかに日本で生きてくと

無意識にそういった考えを

刷り込まれてきたような気がします

 

 

特に個人での借金は

そのイメージが強いかもしれません

 

 

ギャンブルにハマって多額の借金が・・・

商売に失敗をして借金を背負ってしまい・・・

 

 

こういった表現が刷り込まれてしまい、

いつの間にか借金そのものが悪のように

植え付けられてしまっています

 

 

ですが、

経営においては発想を

変えていかなければいけません

 

 

会社は継続的に利益を出して

存続をしていくことが命題です

 

 

つまり生き残っていかなければいけません

 

 

お金はよく血に例えられますが、

まさにその通りです

 

 

血が止まれば人間は

終わりを迎えてしまいます

 

 

お金が無くなれば会社は

終わりを迎えてしまいます

 

 

現金が100万円・借金が0円の会社

現金が1,100万円・借金が1,000万円の会社

 

 

前社は無借金経営

後社は実質無借金経営です

 

 

生き残っている可能性が高いのは

借金をしている後者です

 

 

弊社も借入をしていますし、

僕個人としても大学進学に必要だった

奨学金を返済し続けています

 

 

会社としても財務体質は強くなりますし、

個人としても奨学金が無ければ

大学に行くという目標は達成できませんでした

 

 

借金そのものが悪ではないのです

 

 

特にしょっぱなの取引は大変です

 

 

過去の取引実績が無い状態で

借りたい時期に借りられるかはわかりません

 

 

もちろん借りた以上は、

必ず返す必要があります

 

 

そのためにも僕からできることは

財務的な正しい考え方を伝え、

企業の成長支援をすることです

 

 

今は黒字でも万が一赤字に転落した場合には

銀行から借りることも検討しなければいけません

 

 

少額からでいいので、

取引実績を積んでいきましょう

 

 

本日もお忙しい中お読みいただき、

どうもありがとうございました

 

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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