2018年11月16日
カテゴリー:
人件費の基準~労働分配率~
365日ブログ
473日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
昨日は午前中は年末調整の発送準備、
午後にお客様のところへ定期訪問
定期訪問をした際に
営業マンの方の目標値の話題や
労働分配率の話題が出ました
目標値というのは営業マンが獲得すべき、
売上目標と粗利目標です
どちらも大切な指標です
下記のお金のブロックパズルを見てみましょう
人件費を生み出しているのは粗利です
そして粗利を生み出しているのは売上です
引用:超☆ドンブリ経営のすすめ
”お金のブロックパズル”
著者 和仁 達也先生
ところが、
売上目標だけを掲げている営業マンの方の場合、
もし仮に値引ばかりをして受注すれば
粗利はどんどん減っていきます
ある程度裁量で値引を委ねても、
過度な値引は会社にダメージを与えます
そしてもう1つ大切な指標は労働分配率です
労働分配率は粗利と人件費の割合です
自社の判断基準として大切な指標です
例えば、
営業マンがよくがんばって
粗利を当初の計画より多く粗利を獲得した
そのような場合に決算賞与として配分する
あるいは、
自社の人件費の大枠を決める際の大切な指標です
おそらくほとんどの会社では、
決算賞与として支給する際にも
明確な基準が無く過去対比などが
中心だと思います
従業員の方には、
なぜその売上目標と粗利目標が必要なのか?
一般的な話から伝え、
会社の個別具体的な事情を踏まえると
津渡りやすくなります
意味を理解して貢献してくれた従業員の方には、
労働分配率という明確な指標を使って
還元をするのも大切な判断基準です
自社の経営判断の基準を明確にし、
浸透させていきましょう
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄