2022年6月22日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


KGIを達成するためのKPI

365日ブログ 

1,787日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です



先日お客様と話をしていて、

かなりKPI管理がしっかりされていました



同業者の平均水準からすると売上・利益ともに

抜きんでているのは日頃の経営努力の賜物です



ここでKGIとKPIを整理しておきましょう



まずKGIとはKey Goal Indicatorの略称で、

大きな経営目標のことです



次にKPIとはKey Performance Indicator の略称で、

現場の社員が取るべき行動を定量化した指標です



例えば今期の売上目標を年商1億円としたとしましょう



これはKGIです



ところがこの目標だと漠然としすぎているため

日頃の管理目標には大きすぎます



そのため売上の要素を細分化していきます



売上であれば単価×数量に分解できますし、

単価も数量ももっと細分化できます



例えば飲食店であれば、

単価もランチとディナーで変わってくるはずです



ランチは1,000円

ディナーは3,000円



などの目標の単価が見えてきます



数量もランチとディナーでわけることもできますし、

平日か休日によって目標の数が変わってくるはずです



そのためにチラシを配付するのか、

街角で呼びかけを行う等々、

いろいろな要素が見えてきます



セールスであれば、

新規のアポ件数も大切ですし、

解約率を下げるために既存顧客のフォローも大切な要素です



大切なことは、

KPIは自分でコントロールできる要素まで細分化することです

KGIを達成するためのKPI



自社にとって大切なKPIは何だろうか?



適切な指標の設定、

そして現場レベルまで落とし込んで運用をしていきましょう



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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