2021年9月14日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


自社の指標の死守する

365日ブログ 

1,506日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です 



アイリスオーヤマの会長、

大山健太郎さんの著書

「いかなる時代環境でも利益を出す仕組み」を読了しました

以前NHKの番組でアイリスオーヤマの

プレゼンの様子が放映されていたのですが、

興味深かったので本を読んでみました



「いかなる時代環境でも」とありますが、

この本には事業を継承してからコロナ禍の中でも

利益を出し続けてきた会社の取り組みも書かれています



とても参考になりました



参考になったのは、



会社の指標



ですね



例えば通常であれば工場稼働率は

100%を目指したくなります



遊休はもったいないですもんね



ところがアイリスオーヤマは

工場の稼働率は70%におさえているとのこと



これは余裕を持たせることで

万が一のニーズにもすぐ対応できるようにしているとのこと



常に100%の状態だと追加の発注が来てもすぐには対処できません



他にも再投資の比率なども書かれていましたが、

再投資とは毎年の経常利益の一定金額を将来の投資に回すことです



仮に事故を起こしても

会社に致命的なダメージを追わない程度に

次の利益を生む機会へ再投資をして循環をしていく



我々もこういった指標を持っておくべきですね



経済や景気に変動を受けたとしても

自社の利益を出す仕組みを作ること




自社の適切な指標を設定し、

死守することが大切だと気づかされました



あらゆる業種の経営者や幹部の方におすすめしたい1冊です



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

  • 【無料診断】ドンブリ経営レベル5段階
  • 【無料メール講座】7日で学ぶ!ドンブリ経営から脱却するための最初の一手
  • 【1on1個別セッション】会社の経営数字について学ぶ!

月別記事

MONTH