2018年10月18日
カテゴリー:
誰のために何をやるか明確ですか?
365日ブログ
444日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
先日から消費税増税が話題になっています
平成31年10月1日に予定通り消費税が
増税されることが表明されました
過去3回、消費税の増税に関する
基本的な部分は書きましたのでよかったら御覧下さい
先日、経営者の方とお話していたのですが
今回の消費税増税の趣旨はさっぱりわからないよね、
という話をしていました
消費税は他の税目(法人税や所得税)と比べて
理屈じゃない部分が目立ちましたが
より一層疑問な部分が出てきました
同じ飲食店でもテイクアウトは8%、
店内で飲食する場合は10%
屋台でも座って食べるラーメン屋は10%
たこ焼きやお好み焼きを持ち帰りは8%
コンビニのイートインは10%
持ち帰りは8%
水道水は10%
ミネラルウオーターは8%
実際運用が始まれば、
慣れるまで混乱しそうですね
あとはクレジットカード決済で
ポイント還元も謎ですね・・・^^;
だったらもういっそのこと
一律10%でいいのでは?
思ってしまいますね
そもそもクレジットカードを
作れない、使えない高齢者の方なども
いらっしゃると思うし、
クレジットカードに対応していない
中小企業もたくさんありますよね
カードを使えば得
カードを使わなければ損
クレジットカードの利用有無で
補填しようとすると、
格差はますます拡大していく気がします
結局のところ、
誰のためにやるかが
明確でないように見受けられます
制度や仕組みを誰のために運用をしていくのか?
ビジネスのサービスであれば、
名古屋市に住んでいるスポーツ好きな30代男性など、
メッセージも明確にすれば求心力も増します
今回の件でも万人受けの制度にしたいのであれば、
簡素化で消費を刺激したほうが個人的には良いと感じます
ポイント還元とかではなく、
一律10%にして所得税や住民税で調整するほうが
よっぽど簡単で明確な気がします
例えば、確定申告
確定申告することで消費税の負担を軽減できれば、
今まで無申告だった人の深刻も促すことができるし
そちらのほうが都合が良いような気がします
今年の税制改正でおおよそ方向性が見えると思いますが、
誰のために何をやるのか、
はっきり伝わるような改正をしてほしいですね
あとは決まってしまえば
粛々と準備していくのみですね^^;
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄