2019年1月9日
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桃栗三年、柿八年
365日ブログ
527日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
桃栗三年、柿八年という言葉があります
桃や栗は植えてから実がなるまで三年、
柿は植えてから実がなるまで八年かかるという意味です
何事も一定の成果が出るまで時間を要する、
長丁場になるという意味ですね
では、
経営で課題や問題にあったときには
どれくらいかかるのか?
課題や問題には分野や深刻さも異なるし
バラバラだとは思うんですが、
例えば仮に赤字会社が黒字転換をしたいという
経営上の課題があったとします
僕の経験上、
固定費の見直しで数ヵ月~6か月で
黒字転換をした会社もありますし、
慢性的な赤字会社では約2年の月日を
要した場合もありました
会社によって原因も対策もバラバラなので
これだ!というのは当然ありませんが
ちょうど今、
過去2期は別の税理士の方が顧問をして
3期目から弊社に変更して
いただいた方の決算をさせていただいています
もっとちゃんとやっていれば
キャッシュもたまっていただろうし、
銀行等の交渉もスムーズにいっただろうなという
所感を感じています
最初に相談に来られたときは
決算書類の不備があり銀行サイドから
税理士を変えてほしいと言われたそうで、
そういった点から変更するに至った経緯があります
今回の決算も、
過去の負の遺産も整理する必要があり、
少し頭を悩ませながら対応を考えています
過去長い間ドンブリ経営だったのに、
明日からすぐ健全な会社になることはほぼ不可能です
①年に1回の決算でなんとなく経営数字を知るだけだった
→毎月or定期的に経営数字を知る土台を作る
②通帳の残高や場当たり的な意思決定をしていた
→明確な経営判断の基準を作り、
Plan Do Seeを回す体制を作る
①と②を本気で作ろうと思えば、
やはり最低でも1年、
長くても2年から3年は必要とします
他にも過去知識不足ゆえに無申告だったが、
過去の分も申告をした上で
今後は適正に申告をして納税をしていきたい
こういった方もいらっしゃいます
一朝一夕ではできず、
長丁場な戦いになる
ですが、
長丁場の戦いになっても
必ず実を結びます
過去のことはどうあれ、
前向きに改善する意欲がある方は
こちらも全力で応えていきたいと思います
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄