2023年7月22日

カテゴリー:

成果を出す考え方


売上至上主義で幸せになるのは誰?

365日ブログ 

2,182日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です



今超話題になっているビッグモーターの不正問題

僕は一度もこの会社で車を買ったり、

車検を依頼したことはありません



ニュースから得ただけの情報になるのですが、

ニュースで報道されている内容に驚かされました



自分が預けた大切な車を勝手に傷つけられたり、

やるべき車検を手抜きされたり交歓不要なパーツまで交換されたり、

逆に交換すべきパーツを交換されていなかったり



やるべきことは当然にやってもらっている、

多くの人はそんな感覚ではないでしょうか



一言で言うと、売上至上主義の会社です



強烈なノルマも、

完全トップダウンの社風も、

違和感のある社内規定も、

そこに行きつくのかなと思います



KPIとし1台当たりの売上目標を

14万と設定していたそうですが、

この売上目標も適切ではありません



傷や修理の程度に関係なく、

1台当たりでノルマを設定するのは無理な話です



達成できなければ、

減俸や降格などが待ち受けていると、

働く側としてはかなりきついですね



会社として売上や利益はもちろん大事です



売上が無ければ部品の仕入もできないし、

人件費やその他の経費も支払うことができません



利益が無ければ再投資もできません



やはり売上と利益は大事



でもそれは手段であって、

会社としてのビジョンではないはずです



売上至上主義では幸せなのは社長と役員かもしれませんが、

従業員やユーザーは幸せにはなれないでしょう



売上代金はお客様のお困りごとを解決したり、

喜ばすことができた時に対価として受け取ることができます



我々も同じ経営者、ビジネスパーソンとして、

順番を間違ってはいけないと再認識させられます



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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