2023年5月16日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


小難しい指標よりも大切な1つのこと

365日ブログ 

2,115日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です



クライアントの方の新規事業のプロジェクトの試算を取りまとめています



このようなプロジェクトの採算性を図る手法として、



・回収期間法

・内部利益率方

・正味現在価値法



などの考え方がありますが、

このような指標も取り入れつつ試算しています



それぞれの方法の教科書的な

メリット・デメリットなどは当然ありますが、

個人的にそれよりも大切なことがあると考えています



それは、



経営者の方が納得できるかどうか



これに尽きます

例えば一般的に、



・正味現在価値がマイナスの場合だと投資は見送る

・正味現在価値がプラスの場合だと投資を実行する



といった判断をしますが、

現実としては目的によっては

マイナスの場合でも実行をする場合もありますし

プラスの場合でも見送る場合もあります



単純に教科書との結果と結びつかないことがあります



何より正味現在価値がプラスかどうか、

小難しい指標を並べたところで

経営者の方にとって納得できるどうかは別です



プロジェクトの成功を導けるように、

経営者の方が納得できる意思決定を

サポートするのが我々の役目でもあります



そのためにも教科書の知識は大前提として、

様々な角度から取りまとめることも大切なスキルだと実感します



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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