2022年12月11日
カテゴリー:
入りと出のバランス
365日ブログ
1,959日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
毎年のこの時期は税制改正の時期ですが、
ニュースを見る度に本当に危ない時代へ
突入していくんだなと感じますね
防衛費の財源として2024年から段階的に増税、と・・・
昨今のアフターコロナや物価上昇などの影響が深刻な中で、
減税どころか社保や税金や上昇し続けていっています
しかし意味がわからないのが、
東日本大震災が起こったあとに導入された復興特別所得税
所得税が本来の年税金額の2.1%が増税されています
これは東日本大震災の復興に充てるための税金であって、
防衛費の予算に充当すべき税金ではありません
税金の使途を変えたいのであれば、
一度復興特別所得税を廃止してもう一度設計し直すのが筋でしょう
もとより、増税の前に今の使い道を見直すことも大切
民間であれば、
入りと出のバランスを常に考えて経営をしています
今の政策は入りと出のバランスを考えた結果の最善の策とは思えません
決まってしまったことは受け入れていくしかありませんが、
我々はその法律の改正をしっかり実務に落とし込んでいくことが大切です
まもなく今年の税制改正も発表されると思いますが、
影響や開始時期などしっかり注視していきたいと思います
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄