2021年5月1日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


豊作の後の不作を予測して事前準備する

365日ブログ

1370日目


公認会計士・税理士

畑中 外茂栄です



いろんな経営者の方とお話を

させていただく機会がありますが、

節税より納税の大切さをお伝えしても

なかなか伝わりづらい部分があります



やはり税金を支払うのは

嫌だと考えている方が

多いのではないかと思います



節税には4パターンあり、

そのうちお金を出す節税は

利益が減っていく動きになります

利益を減らせば、

納める税金は確かに減っていきます



ここで大切なのは、

今年稼いだ利益を同じくらい

来年も稼げる保証は全く無いということです



お米でいえば去年も今年も豊作で、

来年も豊作と見込んで

収穫できたお米は使ってしまったとします

ところが次の年は、

もしかすると不作になり

見込んだ収穫ができなくなるかもしれません



豊作だろうが不作だろうが、

人間生きていれば必ずお腹は減ります



ここで、

豊作だったときに不作に備えて

一定量のお米を蓄えていたら

時間を稼ぐことができます



1年だけでなく、

毎年毎年一定量のお米を蓄えていって

1年間食べられるだけの備えがあれば

かなり安心ではないでしょうか?



税金は内部留保(蓄え)をするための

必要なコストのようなイメージです



蓄えが一定量あれば、

節税だろうが投資だろうがやるのは自由です



豊作のときに不作を想定して

事前準備するのは経営者の大切な役割ですね



公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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