2024年7月17日

カテゴリー:

成果を出す考え方


どの道を選択をしてもリスクはある

365日ブログ 

2,543日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です 



先日お客様の資本政策を検討している中で、

進行期の調達案を整理していました



財務としては、まずは調達

投資、そして回収というサイクルの好循環を作る必要があります

調達はお金を集めることです



お金が無いと投資はできないので、

まずはお金を集める必要があります



ここで調達方法には、



①負債による調達

②資本による調達



の2種類があります



①の負債による調達は、いわゆる借入です



銀行や親族から一時的に借りたお金なので、

自分のお金ではないためいずれ返済する義務がありますし、

元本に加えて利息を支払う必要があります



②の資本による調達は、

株主として出資してもらったお金のため、

返済義務はありません



では何もしなくていいかというとそうではなく、

利益が出れば配当金を出す必要がありますし、

将来的に株の買い取り義務などは発生する可能性があります



上場企業やベンチャー企業などには

外部の株主が存在しますが、

中小企業の場合には株主=役員がほとんどです



そのため負債でも資本でも、

自分が出したお金以外は自分以外の第三者のお金です



お金はよく血液に例えられますが、

第三者がお金を出してくれなくなった瞬間に血は止まります



すなわち生きていけなくなります



負債でも資本でも、

どの道を選択をしても結局はリスクは発生します



他人依存のビジネスモデルから脱却し、

正常な収益性を確保していくこと



依存ではなく対等な位置に立つ



ビジネスの初期や新事業展開の時こそ、

ビジネスモデルの設計や原理原則が改めて重要だと感じました



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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