2024年7月4日

カテゴリー:

成果を出す考え方


資金の底を把握する

365日ブログ 

2,530日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です



新規でご依頼していただいた方の決算が来月になるので、

諸々の確認事項や準備資料をお願いしています



かなりお化粧をしている状態で、

現状が正確に把握できないため、

今回の決算で本来の姿に戻すことを事前に了承していただいています



過去の経緯はどうあれ、

あるべきで進めたほうが結果的に事故は少ないことは間違いありません



決算書の特に重要書類3つは



財務三表



と言われます



貸借対照表

損益計算書

キャッシュフロー計算書



の3つです



この3つはかなり密接に関わっています



お化粧は言い方をストレートに言うと粉飾決算です



粉飾決算をすれば、上記の財務三表も歪みます



歪んだ状態では,適切な対応はできません



よってまずは実態の貸借対照表を把握するところが始めます



貸借対照表は、その時点の資産や負債を表す書類です



ですが粉飾決算などをしている場合には、

架空の資産や負債が過少になっています



そのため、実態の貸借対照表というのは本来の数値の状態です



実態の貸借対照表を2期作成すれば、

おおよその実態の損益計算書とキャッシュフロー計算書も作れます



今回それらを作成した上で、

資金ショートするタイミングを

3つ試算をして共有しました



どの案も今すぐ資金ショートするわけではありませんが、

何も手を打たなければいずれショートすることは見えました



足りなくなったら借りればいい



と短絡的に考えては結果は変わりません



そこから、どのような講じていくか

正確な居場所がわかれば、

目的地までの距離や時間も把握できます



まずは現状把握、その上で今後の対策です



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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