2018年8月19日
カテゴリー:
事業承継は引継と継続の両輪
365日ブログ
384日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
昨日は税理士会の連続ゼミ、
取引相場のない株式の評価を受けてきました
いわゆる非上場株式の評価です
講師は業界で超有名人の
笹岡 宏保先生です
書籍も買って勉強させてもらっています
相続税の分野だけかと思ったら
他の税法(法人税や所得税)の話にも渡って
かなり横断的な話も聞けました
時間は10時から17時まで、
内容が内容だけに
終わる頃にはグッタリでした^^;
9月に後半パートがあるので、
しっかり受けてきます( `ー´)ノ
ポイントや間違って解釈されやすい教箇所を
じっくり教えてくれたので
マーカーだらけになりました
実際に講師の方が直面した複雑な事例や
クイズは唸るような話ばかりで
非常に勉強になりますね
講義中考えていたのは、
事業承継のことでした
今回の非上場株の評価がよく話に出る場面は、
同族会社の事業承継の場面です
相続や贈与で保有している株式を
引き継ぐ際に株価評価が必要になります
事業承継は今日本でも問題視されており、
日本の経営者の4割が65歳以上、
後継者不足が深刻になっています
税制や補助金でも国が後押ししています
事業承継は大きくわけると3パターンです
①親族内の承継
②親族外の承継
③外部への売却
この3パターン
もしくは承継せず、
廃業という選択肢もありますね
最近はこの事業”承継”って
やっぱり難しいなと感じました
引き継いで
継続していく
うちの家業は大工で
①の親族内の承継でした
兄が父親の技術を引き継ぎ、
自分でもしっかり勉強して
逆に父親を超える技術を持っていました
父親がそう言っているのだから
間違いないと思います
ですが、
先月亡くなってしまい
継続ができませんでした
後継者はいたのに、
継続ができなかったんですよね
ただ短い間でしたが、
親父は兄と一緒に仕事ができて、
楽しかったと言っていました
50年も100年も継続している企業って、
本当にすごいんだなと実感します
後継者がいなくては引継げないし、
後継者がいても継続できない場合もある
日本の中小企業の会社が1社で多く
継続していってほしいな~なんてことは
漠然としすぎてて正直よくわかりません
ただ目の前の顧問先の方が
事業承継の場面に遭遇するときは必ずあります
株価評価は事業承継の際の
ほんの1部分でしかありませんが、
少しでも円滑に進めるように
支援していきたいと思います
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄