2021年12月1日
カテゴリー:
生産性を上げるために、2手を1手へ。
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公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
今日はから12月ですね!
2021年も残り1カ月
最後まで走り切っていきましょう
最近は税制改正の時期もあり、話題が多いですね
日経で住宅ローン控除の手続の簡素化の話が出ていました
居住用の住宅を住宅ローンで購入した場合、
一定の金額を所得税と住民税から控除することができます
初年度は確定申告が必ず必要で、
2年目以降は会社員の方であれば
年末調整で済ませることができます
年末調整の場合には、
銀行から送付されてくる残高証明書と、
税務署から送付されてくる住宅借入金等特別控除証明書を
勤務先に提出する必要があります
これが改正案として、
銀行から納税者への送付を止める案が出ているとのことです
詳細はまだ不明ですが、
おそらく税務署からの書類だけで完結するような、
そんなイメージになるのではないかと思います
むしろ当初の確定申告を簡素化してくれ、
と思ってはいますが(笑)
それでも2年目以降の手続楽になるのであれば
それはそれで良いことです
改正前は2手で行っていたのを
1手で行うようになるイメージでしょうか
昔好きだったマンガで
将太の寿司というマンガがあります
この将太の寿司で知ったんですが、
1人前の職人さんは寿司を5手で握るそうです
寿司は生の魚なので、
あまり握る手の数が多ければ
味が失われてしまいます
だからできるだけ少ない手で
握ることができれば良いのですが、
やみくもに手数だけ減らすのが
美味しさにつながるわけではありません
この5手を4手、
4手を3手と1手ずつ減らすために、
5年の修行が必要になるとのことでした
自社の業務フローでも問題点を特定して、
対策を考えて実行して効果が得られるまで
やはり時間と労力が必要になってきます
生産性は、
アウトプット(成果)とインプット(投下資源)の割合です
生産性を上げていくためには、
分子であるアウトプットを増やすか、
分母であるインプットを減らすことが必要です
生産性を上げていくためには、
従来のやり方からより効率的・効果的なやり方へ
見直していく必要がありますね
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄