2021年2月21日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


紙の手形が廃止されるまでに支払いサイトを整える

365日ブログ

1301日目


公認会計士・税理士

畑中 外茂栄です



紙の手形を廃止される動きですね

電子債権・債務の取引が増えてきたとしても、

まだまだ紙の手形取引は多く残っています



業種でいえば特に建設業は

依然として多い印象です



簿記の勉強を始めたときに、

不思議に思ったのがこの手形取引でした



受け取った手形を割って、

銀行に手数料を支払って換金する



それだったら振込でお願いすればいいんじゃないか??

と思いながら問題集を解いていたような記憶があります



それは机の上の勉強だったのですが、

現実としてはできるだけ支払いを

先送りしたいという資金繰りの問題、

あとは取引条件や業界としての慣習もありますね



取引条件で代金の一部は振り込み、

残りの代金は手形でという場合もあったりします



代金を現金振込で回収できれば自由に使うこできます



ですが紙の手形であれば、

期日がこなければ満額で換金できません



期日前に換金しないなら、

銀行に手数料を支払って割ることはできますが、

結局手数料が発生してしまいます



手形が無くなり現金振り込みになるなら、

手形取引は無くなったほうが良いに決まっていますが、

一気に無くすのは資金繰りの関係上

難しい場合が多いでしょう



支払手形を多く扱っている会社は、

今後5年間かけて自社の支払サイトを

整えていく時期になりますね



公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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