2018年3月26日

カテゴリー:

経営判断のための土台を作る考え方


予算を事前に確保する~自計化を導入する鍵~

365日ブログ

238日目 

 

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄です

 

 

先日はCHECKの話を書きました

 

PDCAサイクルのCHECKは自分以外の誰かと一緒にやりましょう!

 

今日はPLAN(計画)の話です

 

 

確定申告が終わって間もないですが、

平成29年度の報告をしつつ

別の打ち合わせも兼ねています

 

 

多いのは、

自計化の相談です

 

 

 

 

自計化というのは、

自社で会計ソフトを導入して

日比の取引を処理していくこと

 

 

反対に、

 

 

会計事務所や

記帳代行会社に丸投げするのは

アウトソーシングです

 

 

 

個人的には、

自計化をおススメしています

 

 

自社の経営数字を

早く把握したほうが

税務署目線でも銀行目線でも

対策がしやすいからです

 

 

確定申告が終わったばかりですが、

去年は丸投げしてしまったけど

今年から自計化をしたい

 

 

そういったご相談もあります

 

 

やはり早い段階から

自社で経営数字を

把握できる体制を

整えることは必要です

 

 

最初はアウトソーシングでも、

ある程度の段階にいけば

徐々に自計化に以降していったほうが

経営的にはプラスに働きます

 

 

ですが極稀れに、

自計化にチャレンジしたけど、

やっぱりアウトソーシングに戻したい

 

 

こういった方もいらっしゃいます

 

 

経営的にメリットのほうが

大きいはずなのに、

なぜ戻るのか?

 

 

傾向がはっきりしているのが、

 

 

マネジメントではなく

マーケティングやセールスに

注力している会社です

 

 

社長がまだまだ

売上を上げようとして

バックオフィス業務は後回しの場合です

 

 

簡単にいえば、

忙しくて時間が取れない

 

 

こういった場合です

 

 

バックオフィス業務も

リスクは潜んでいるんですが、

認識されづらいところですね・・・😱

 

 

たしかにお気持ちはわかります

 

 

こういった会社は、

自計化を進めたいであれば

 

 

社長以外にパートや事務の人を最初から

雇用する予算を確保できるかが鍵です

 

 

中小企業であれば、

社長の奥さんがやっている

ケースもありますけどね

 

 

いずれにせよ

役割分担の明確化、

予算の確保です

 

 

週に2~3日のパートの方であれば、

月額7万前後を確保できれば

十分雇用はできる可能性があります

 

 

月の売上の一部を予算として確保したり、

交際費や諸会費等の無駄を削減できれば

十分捻出できる予算の額だと思います

 

 

何より、

アウトソーシングしつづけている限り

自社でできる体制は永遠に整いません

 

 

会社が儲かっているのか、

儲かっていないのか

どこの原因や課題があるのか

 

 

こういったことの議論ができないですもんね💦

 

 

社長+担当者1人

 

 

こういった視点で導入できるか

事前に検討していただきたい点です

 

 

今ある仕組みの延長で

自計化を進めようとすると、

負担が来ると思います

 

 

であればそういった仕組みを作りましょう

 

 

本業に集中できる環境はすぐには整いません

 

 

時間をかけて作っていきましょう

 

本日もお忙しい中お読みいただき、

どうもありがとうございました

 

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

 

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