2018年6月3日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


経費は経済的資源という感覚を持つ~なぜ使うか、目的を持ちましょう~

365日ブログ

307日目 

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です

 

 

経営者の方に決算書で

どこの指標が一番大切ですか?』

と尋ねると、

 

 

売上

営業利益

 

この2つが圧倒的に多いですね

 

 

どちらも大切です

 

 

そのため、

事業計画でも

売上計画利益計画

みんな一生懸命考えます

 

 

 

不思議なことに、

経費を指す方はほとんどいません・・・

 

 

優先順位なので、

やはり売上や利益が先行します

 

 

これも不思議なことに、

やはり実際の行動と

とても関連しています

 

 

例えば、

 

売上を上げたい、

売上を上げたい・・・

 

有言実行で確実に

売上を上げる経営者の方もいます

 

 

これは素晴らしいですよね

 

 

ですが、

売上が増えても

手元のキャッシュが

増えているかはまた別です

 

 

ご褒美(^^♪という名目で

夜の街に繰り出し、

交際費でジャブジャブ使う

 

 

気分転換(^^♪という名目で

プライベートの旅費交通費を経費で落とす

 

 

こういった方は売上が増えても

手元のキャッシュが減る傾向にあります

 

 

手元にキャッシュがあったら、

あった分だけ使ってしまう

 

 

栓が抜けている浴槽に

どんどん水を垂れ流しているような状況です

 

 

当然浴槽には水は溜まりません

 

 

経費こそ経済的資源です

 

 

粗利はお客様の入金があって生まれますし、

自分自身ではコントロールできません

 

 

また税金は利益が固まれば

自動的に計算結果が出ます

 

 

つまり経費は唯一自分で

コントロールできる経済的資源なのです

 

 

その経済的資源をどこに投資するのか?

 

 

垂れ流した経費は経済的資源を

捨てているといってもいいですね

 

 

経営者は誰からもご褒美はいただけません

 

 

自分で自分を評価をし、

奮い立たせ最前線で戦っています

 

 

良くも悪くも

誰も律してはくれません

 

 

例えば、

同じ経費でも人件費として

決算賞与で配分するという方法もあります

 

 

売上目標は緻密に立てることができるけど、

経費の予算感覚はほぼザル

 

 

これでは売上は上がっても

手元の資金は絶対に

増えることはありません

 

 

予算として月額○○円と各費目(経費の内訳)ごとに

一度設定してしまえば意識づけは簡単です

 

 

経費は経済的資源

 

 

ぜひこの感覚は持っていただきたいと思います

 

 

経営者の方だけでなく、

従業員の方への意識づけも大切ですね

 

 

本日もお忙しい中お読みいただき、

どうもありがとうございました

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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