2018年3月22日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


点だけじゃなくて前後も見ましょう!~点より線、線より面~

365日ブログ

234日目 

 

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄です

 

先日、キャッシュフローコーチ協会に

所属している仲間と

ケーススタディ、

事例を共有する勉強会をしました

 

 

他の同業者が直面している現場は

自分に当てはまる可能性が高いのです

 

 

とても勉強になります👏🏻

 

 

いろんなアイディアが出ました

 

 

 

自分の思考の枠組みを超えて

素晴らしいアイディアを共有できました

 

 

 

 

先日のテーマ、

場面はこんな感じでした

 

 

電話でざっくりとヒアリング済

数日後にお客様と

初回のアポの場面がひかえているが、

その際に何を重点的に話すか?

 

 

というテーマです

 

 

ヒアリングをしている情報は

↓のようなイメージです

 

 ※実際の名前、売上、業種等の情報は変更しています

 

鈴木社長

 

今、建設業をやっています

直近の売上は1億円程度、営業損失が1000万弱です

 

キャッシュが足りていない状況で困っています

 

対策を打って今後キャッシュを

手厚くしていきたいと思っているので

相談に乗っていただけませんか?

 

どうでしょうか?

 

事前情報だけだと

かなりフワッとしていますよね

 

 

同業者が集まっているので方向性は近いのですが、

みんなバラバラの回答です

 

全てが正解です

 

 

ちなみに僕は、

初回であれば

 

 

なぜキャッシュが

無くなったのか?

 

 

なぜキャッシュを

手厚くしていきたいのか?

 

こういったところを探るという回答でした

 

 

といってもおそらく、

経営者の方もおそらく、

なぜキャッシュが無くなったのか?

 

 

このあたりを

十中八九整理できていないと思います

 

 

それでも、一度は経営者の口から

聞いてみないと始まらないですよね

 

 

 

経営者は水面上の氷ばかり見ていたけど、

実は水面下の氷のほうが

はるかに大きい可能性もあります

 

 

あとは、

決算書3期分と

全ての銀行の返済予定表

用意していただいて、推移を見ます

 

 

例えば、この絵

 

 

 

 

猫は階段を上っているでしょうか?

あるいは階段を降りているでしょうか?

 

 

どちらにも見えますよね

 

 

この絵だけ見ていても

正解はわからないのです

 

 

例えば、

同じ売上が1億円でも・・・

 

 

ジワリジワリと売上が下がって

キャッシュが困窮しているのか

 

 

あるいは、

成長に急ぎ過ぎて設備投資の

タイミングを早まったため

キャッシュが困窮しているのか

 

意味合いはまったく

変わってきますよね

 

 

また他の意見の中で、

ビジネスモデルの検証

という意見も出ました

 

 

これはたしかに大切なことでした💦

 

 

一言に建設業といっても、

ハウスメーカー、エクステリア、

塗装、電気工事 等々

 

 

種類もたくさんありますし、

主要な売先、仕入先 等々

かなり確認することがありますね

 

 

自分の思考の枠を超えて

気づきをたくさんもらえるとうれしいですね🙂

 

 

もし改めて自社の収支構造が

どうなっているのか

知りたいときはあると思います

いくらのお金の入ってきて

いくらのお金が出ていっているのか

いくら増えているのか

いくら減っているのか

 

 

必ず3期分で

推移を見て下さいね✍

 

 

本日もお忙しい中お読みいただき、

どうもありがとうございました

 

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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