2023年5月11日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


数字の前に、寄りそう

365日ブログ 

2,110日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です



今日は税理士仲間と一緒に早朝勉強会でした

 

今日は意思決定の章でしたが、

ディスカッションで議論になったのが埋没原価です



埋没原価とは過去の支出であって、

将来の意思決定に関係しない費用のことです



これが現実の世界だと実際は

「考えない」というのはかなり難しいなと感じます

赤字事業やサービスがあったとして、

過去に支出した金額はもう回収できません



そして今後撤退したりサービスを止めるかどうかの判断の際に

未来の費用だけを考えるというのはたしかに教科書的には理にかなっています



ですが人間には想いや感情もかあります



赤字店舗だから撤退する



100店舗あるうちの1店舗が撤退するのと、

1店舗のみの場合で撤退するかどうかの話は

話の前提も変わってきます



過去の支出を除外するのは、

かなり難しい場面が現実的には多いと感じます



数字の話も大切だけど、

事業に対する共感を忘れてはいけないよねと

参加者で話し合いました



僕たちは課題を取りまとめて選択肢を提示することはできますが

最終的に決断をするのはあくまで経営者の方になります



納得いく決断をしてもらえるように、

サポートしたいと思いました



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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