2021年10月28日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


経理部を生産性が無い部署だと決めつけていませんか?経理部しかできないことがある!

365日ブログ 

1,550日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です



会社の中で会計まわりを担当している部署、経理部

 



昨今では「生産性」という言葉をよく聞くようになりました



生産性は労働や資本から生み出された成果です



労働や資本はインプット

成果はアウトプットです



生産性は、



生産性=アウトプット÷インプット



の指標です



労働分配率なども生産性の指標です



労働分配率は、

会社が生み出した粗利(アウトプット)と

人件費(インプット)の割合で人件費率の目安になる指標です



話を戻すと、

経理部が行う業務というのは、



・日々の取引の証憑関係の整理

・証憑から会計データ入力と経営数字の現状把握

・請求書発行から入金管理



等々の業務があります



このような業務は会社の利益にはつながらない業務です



では利益獲得にはつながらない経理部は

生産性が無い部署なのでしょうか?



経理部も生み出している成果はあります



たしかに利益には直結しない業務ですが、

会社を継続していく上でとても重要な業務ばかりです



先日上場準備会社の月次ミーティングに

参加をしていて感じたことがありました



上場準備中のため内部体制は徐々に整えられているため、

会計まわりもしっかりしてきています



7営業日、毎月10日くらいには月次決算が

しっかり締まり15日には役員の経営会議がしっかり行われています



経営会議でも重要な意思決定する際に使用する資料関係



これは経理部の方がしっかりしているおかげで、

ベースの土台になっている数字がしっかり把握できるのです



経理部にはあらゆる情報が集まってきて、

次の一手を打つために必要な情報をまとめあげる



そういったとても重要な役割もあるのです



経理部とは、営を管する部署です



そして今見ている資料関係なども、

急にふっと生まれたきたわけではありません



仕事は決して自分だけの力だけで回っていくわけではありません



そのようなことを当たり前と思ってはいけませんね



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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