2021年6月3日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


役員貸付金を消すのは、結局コストがかかります

365日ブログ

1403日目


公認会計士・税理士

畑中 外茂栄です



今日は知人の保険の営業マンが、

とあるスキームを教えてくれるために

さらにその知人と一緒に来社していただきました



かなり勉強になりました、

さすがプロですね^^



とあるスキームというのは、

会社の役員貸付金を保険を使って消す方法です



役員貸付金は一度作ると解消するのが厄介です



役員貸付金については

何度かブログに書かせていただいているため、

下記のブログをご参照ください


簡単にまとめれば、

デメリットしかないのが役員貸付金です



ちなみに帳簿上役員貸付金になっていなくても、

実際の手元残高以上に膨れ上がっている現金勘定や

不明な仮払金、未収入金の類なども同様です



発生しないように管理することが大切ですが、

発生してしまった以上は早期に解消すること大切です



この解消方法について、

今日は保険を使った解消方法を

詳しく教えていただきました



以前から知っていた方法に加えて、

さらにもう一つ詳しく教えていただいたので

2通りのパターンを教えてもらった



結局のところ、

役員貸付金を解消するためにはコストがかかります



正攻法で解消するためには

役員報酬を上げてそこから返済をしていくことですが、

所得税、住民税、社会保険料なども上がります



利息が発生すれば利息の負担も出ます


今回教えてもらった保険を使っても、

本来だと発生しなかった保険料のコストも発生します



大前提としてまずは発生しないために

知識ベースで経営者の方にしっかり理解してもらうこと



そして経理体制を作っていくことが大切ですね



目的に応じて、

それぞれの手法のメリットデメリットを整理しながら

役員貸付金を解消する際に検討していきましょう



公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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