2020年6月1日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


現場レベルには細かく細分化して伝える

365日ブログ

1036日目 


短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です



先日とあるお客様と打ち合わせをして感じたことです



赤字で資金繰りがきつい



そういったご相談内容だったんですが、

話を聞いていてそもそも



必達の売上目標が足りていない



ということがわかりました



ですが、



「売上目標が足りていないことはわかったが、

従業員にどう伝えていいかわからない」



こんなことをおっしゃっていました



では、

経営者サイドから



「売上目標に売上が達していないから、

もっとがんばって売上を作ってくれ」



こう伝えられた現場サイドはどう感じるしょうか?



・・・



おそらく、



「売上を作らなきゃいけないことはわかってるけど、

これ以上どうやってがんばって売上を作ったらいいんだろう・・・?」



このように感じられる方も多いのではないでしょうか?



おそらく僕もそう感じると思います(笑)



売上を上げる


この命題が現場サイドにとっては大きすぎるので、

もう少し細かく細分化してみましょう

飲食店を例にします

売上は、



単価×数量×リピート率



に分解できます



売上を上げるためには構成要素ごとに

対策をしていくことが必要になりますよね



さきほどの売上を上げるというだけよりは

具体的になりましたね



ここから、さらに細分化をしてみましょう



具体的に言うと、曜日性別時間帯ですね



例えば、

売上が減った要因として客足が減っている、

数量が減っていると仮説を立てたとしましょう



ここからさらにデータを分析してみると、

平日も土日もほぼ客足は横ばい、ということがわかりました



ただ水曜日のランチの時間帯だけ

めちゃめちゃ凹んでいることがわかりました



そうすると近所の飲食店だけ水曜日だけ

破格のランチサービスをやっているお店がありました



ここまで細かく刻んであげると、

対策も具体的になってきませんか?



もしかすると、



他社に対抗するためにランチメニューを刷新してみよう


水曜日ランチ売上で凹んだ売上をカバーするために

ディナー営業をもう少し頑張ろう



など



最初に漠然と売上を上げてくれと言われたときより、

取り組む対策が明確になっていませんか?



大きすぎる課題は細かく刻んで対策を打っていきましょう



短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

  • 【無料診断】ドンブリ経営レベル5段階
  • 【無料メール講座】7日で学ぶ!ドンブリ経営から脱却するための最初の一手
  • 【1on1個別セッション】会社の経営数字について学ぶ!

月別記事

MONTH