2020年2月3日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


融資の返済原資は営業CF(キャッシュフロー)



365日ブログ

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短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です



銀行からの借りたお金は、

銀行のお金のためいつか返す必要があります



よくいただく質問ですが、



返済をするときの目安となる指標



があります



それが、



営業CF(キャッシュフロー)



という概念です



営業キャッシュフローはその名の通り、

本業である営業活動から生み出したキャッシュフローです



ざっくりと算出すると、

決算書の中の損益計算書から



営業利益+減価償却費



で出すことができます



営業利益は本業の利益

減価償却費は会計上は経費になっているけど、

お金は出て行っていないので営業利益に加算します



例えば、

自社の営業利益が900万

減価償却費が100万の場合には

営業キャッシュフローは1,000万円です



もし仮に5,000万の融資を受けたとしたら、

営業キャッシュフロー1,000万円が返済原資になるため

5年間で返済できる見込みになります



本来であれば売掛金や買掛金、

在庫と言ったお金が動いていない部分、

税金などを調整して算出したほうが

より正確な返済原資は把握できますが、

ざっくりと把握したいときは上の式で

おおまかな総額を把握することができます



営業キャッシュフロー>返済額



であればお金は回っていきますし、



営業キャッシュフロー<返済額



であればお金は回っていない状態なので

売上アップ、経費削減、返済額の減額を

含めた交渉等の対策が必要になってきます



細かい分析は置いておいて、

まずは自社の営業利益+減価償却費で

営業キャッシュフローの大枠をつかんでみましょう



短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄



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