2019年11月3日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


法人化で節税・・・より先に考えておくべきこと

365日ブログ

825日目



短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です



まだまだチュートリアル徳井さんの

ニュースが賑わっています



会見当初の後に出てきた事実により、

騒動がより大きくなってきましたね



今日のyahooニュースを見ていたら、

法人化で節税の話が出ていました

たしかにこの手の話は

僕もよく相談を受ける分野です



「個人事業主より法人のほうが節税できる」



聞いたことをある人もいるかもしれないが・・・



はっきり言って、

節税目的で法人化はしないほうがいいですね



なぜかというと、

一昔前に比べて節税、つまり税金面の低減効果は下がっているのに

社会保険料や維持コスト・専門家などの事務コストは発生するから

(これを税理士の僕が言うのもアレですが・・・)



会社も作るだけでも費用がかかるし、

清算するのも費用がかかります

(個人事業主は紙ペラ数枚の提出)



節税目的で会社を作る人は、

社保などを含めて目に見えないコストがあるわけです



もちろん取引先との関係などによって

法人形態のほうが取引が円滑に進むなどの効果があれば

検討をしていくべきでしょう



法人を作るなら出口も考えましょう



法人の出口戦略は、

IPO・M&A・事業承継・清算・倒産


の5つのみ


清算・倒産を除けば、

会社は永続的に生き続ける

ゴーイング・コンサーンを前提としています



最初から一代限りの清算を目指すのであれば、

別に法人形態じゃなくても個人のままで十分です



法人化という入口に立つのであれば、

出口も最初から考えるのです



短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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