2019年5月31日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


繰上返済を考えるときの3つの視点

365日ブログ

669日目

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です

 

 

お客様とお話する中で、

 

『必要以上に借入はしたくない』

『借入はなんとなく怖い』

『利息はもったいない』

 

こういったマイナスのイメージを

お持ちの方は少なかずいらっしゃいます

 

 

こんな方からは特に、

 

『手元資金が増えてきたから、

今だと繰越返済ができるから繰上返済して

しまったほうが良いと思うのですが、

どう思いますか?』

 

と質問を受けることがあります

 

 

個人的にはこの繰上返済はする必要ないと考えています

 

 

理由は繰上返済をすると、

手元資金が減るからです

 

 

せっかく手元資金が厚くなったのに、

繰上返済をすれば手元資金が減ってしまいます

 

 

いずれまた手元資金は減ってしまえば、

借入に頼らざるをえなくなってしまいます

 

 

仮に1,000万円を調達しても、

今は超低金利時代

 

 

0.5%の金利であれば年間5万円です

 

 

利息は安心を買うための保険料か、

銀行との交際費と考えておきましょう

 

銀行への利息に対する2つの考え方

 

 

さらに、

銀行との関係性を構築し続けていくことに意味があります

 

 

もしその銀行から金融商品や

定期預金等が無ければ、

関係性は一度途切れることになります

 

 

関係性が途切れれば、

再び調達をしたいときに場合によっては

新規取り扱いのような形になり、

単純に審査時間がかかります

 

 

手元資金

金利の意味

審査時間

 

 

漠然としたイメージだけでなく、

このような視点からでも

繰越返済をするかどうかを

考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

本日もお忙しい中お読みいただき、

どうもありがとうございました

 

短期でキャッシュフローを改善し

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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