2019年3月19日

カテゴリー:

事業承継


何年後の事業承継を見据えて動いていきますか?

365日ブログ

596日目 

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です

 

 

確定申告のご報告で伺った時に、

事業承継のご相談になりました

 

 

先代の経営者の方から

後継者の方へバトンタッチする事業承継

 

 

事業承継の際によく論点になるのは、

 

 

・タイミング

・技術力

・マネジメント力

・承継後のキャッシュフロー

・承継時の税務

 

 

などがよく論点になりますが、

今回は承継時の税務について話が出ました

 

 

このときに重要なのが貸借対照表ですね

 

 

貸借対照表という書類は、

 

 

・手元のお金がいくらあるか

・固定資産(建物、土地等)がいくらあるか

・借金がいくらあるか

 

 

こういった情報が詰まっている書類ですね

 

 

経営者の方だと、

こちらの書類のほうが

良く目にするのではないでしょうか?

 

 

損益計算書です

 

 

 

こちらの書類は

年間でいくら儲けがあったか、

示す書類ですね

 

 

こちらの書類も経営においては

重要な書類ですが、

事業承継時には

貸借対照表がより

重要になってきます

 

 

例えば、

先代経営者が後継者に

事業を引き継いでいく場面では、

通常事業用資産も受け渡していきます

 

 

受け渡すモノは

現金もあれば、固定資産、

あるいは借金なども引き継いでいく

可能性がありますよね

 

 

つまりこういった情報は

貸借対照表に情報が詰まっています

 

 

資産の渡し方には贈与というやり方もあれば、

売買というやり方もあります

 

 

仮に先代から後継者に贈与という

アプローチを取った場合、

資産の金額が多ければ

後継者に贈与税がかかってくる可能性があります

 

 

あるいは、

資産だけでなく負債(借金など)も

一緒に贈与する場合には負担付贈与という形になります

 

 

この場合には先代経営者にも

消費税がかかってくるんですね

 

 

何が伝えたいかというと、

この事業承継のタイミングに向けて、

貸借対照表をどうデザインしていくかということです

 

 

例えば、

3年後の事業承継に向けて、

どの程度まで借金を減らした状態を作るのか

 

 

あるいは引き継ぐ資産は、

何をどこまで引き継いでいくのか

 

 

こういった情報を

どこまで共有できているのか、

ということですね

 

 

事業承継は場当たり的に

するものではないと思いますが、

上に書いたように検討すべき論点は

多岐に渡ります

 

 

そして先代にも後継者両方に関わる話なので、

しっかりと共有していきましょう

 

 

本日もお忙しい中お読みいただき、

どうもありがとうございました

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

 

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